歴代佐藤養助の軌跡History

佐藤養助の歴史は万延元年(1860年)、
宗家稲庭吉左エ門より二代目佐藤養助によって
稲庭饂飩の製法を伝授されたときに始まる。

寛文 5年 (1665) 稲庭干饂飩 宗家 稲庭(佐藤)吉左エ門創業。
元禄 3年 (1690) 干うどん、佐竹藩主の御用製造仰せ付けらる。
文政 12年 (1829) 佐竹藩江戸家老疋田松塘より御朱印を拝領、以後稲庭吉左エ門以外に稲庭干饂飩の名称使用禁ぜらる。
万延 元年 (1860) 二代目佐藤養助(養子=稲庭吉左エ門の四男)創業。稲庭家に伝わる一子相伝の製造方法を製法断絶防止の為、特別に伝授され、うどん製造を開始する。
明治 10年 (1877) 11月20日 第1回内国勧業博覧会褒状を受ける。
明治 11年 (1878) 10月8日 秋田県博覧会三等賞牌を受ける。
明治 13年 (1880) 6月6日 秋田県博覧会三等賞牌を受ける。
9月20日 宮城県博覧会褒状を受ける。
明治 14年 (1881) 明治天皇奥州御巡幸の際、湯沢にて天覧の栄光を賜る。
明治 17年 (1884) 6月4日 岩手県勧業博覧会二等賞牌を受ける。
明治 20年 (1887) 佐藤養助、宮内省より御買上げの栄を賜る。
明治 21年 (1888) 7月11日 第2回内国勧業博覧会褒状を受ける。
明治 22年 (1889) 9月28日 秋田県品評会賞状を受ける。
明治 23年 (1890) 7月11日 第3回内国勧業博覧会褒状を受ける。
明治 30年 (1897) フランス・パリ世界博覧会に出品する。
明治 36年 (1903) 7月1日 第5回内国勧業博覧会褒状を受ける。
大正 3年 (1914) 7月1日 大正博覧会褒状を受ける。
大正 4年 (1915) 5月11日 戦捷記念博覧会京都銀賞牌を受ける。
大正 5年 (1916) 大正天皇御即位御大礼の際、御嘉納の沙汰を受ける。
大正 6年 (1917) 6月28日 帝国名産鑒賞競進会金牌、及び、帝国名産鑒賞競進会銀牌を受ける。
大正 7年 (1918) 5月11日 京都博覧会銀牌を受ける。
昭和 3年 (1928) 昭和天皇御即位御大礼の際、奉祝献納し、御嘉納の沙汰を受ける。
12月9日 大禮記念京都大博覧会褒状を受ける。
昭和 19年 (1944) 七代目養助出生。(幼名 勝己)
昭和 29年 (1954) 9月28日 第7回秋田県工業振興博覧会優秀賞を受ける。
昭和 42年 (1967) 七代目家業を引き継ぐ。(23歳)
昭和 47年 (1972) 技術公開にふみきる。一子相伝の秘法を家人以外の職人も受け入れ、伝え、家業から産業への発展を目指す。
昭和 51年 (1976) 稲庭うどん協議会発足。養助、初代会長に就任。
昭和 52年 (1977) 5月11日 正式に七代目佐藤養助を襲名。(33歳)
昭和 53年 (1978) 稲庭うどんの販路拡大の為、販社である「株式会社稲庭うどん販売」の設立に携わる。
昭和 55年 (1980) 養助、組織を法人に改組し、「有限会社佐藤養助商店」とする。
昭和 61年 (1986) 7月 販売会社である「株式会社いなにわうどん販売」の代表取締役に就任。稲庭うどん処「佐藤養助本店」を湯沢市稲庭町稲庭に開店。
平成 3年 (1991) 販路拡大の為、東京販社である「コーメインターナショナル株式会社」を設立する。
平成 5年 (1993) 4月 秋田市の秋田西武内に「佐藤養助 秋田店」を出店。
平成 6年 (1994) 4月 横手市の秋田ふるさと村内に「佐藤養助 横手店」を出店。
平成 7年 (1995) 11月 新本社工場完成、操業開始。
平成 9年 (1997) 1月 湯沢市に「佐藤養助 湯沢店」を出店。
平成 11年 (1999) 3月 福岡市の博多大丸百貨店内に「佐藤養助 福岡天神」を出店。
平成 13年 (2001) 3月 増田町に旧商人大地主の旧家の蔵を改良し、「佐藤養助 漆蔵資料館」として開館。
平成 14年 (2002) 7月 佐藤養助本店に「稲庭うどん手造り体験工房」併設。
10月 ISO9001・2000認証取得。
12月 物流センター完成。
平成 15年 (2003) 1月 テレビ東京「TVチャンピオン」第一回全国うどん職人選手権出演
8月 日本テレビ「どっちの料理ショー」出演
4月 本社工場内に茶屋開設
10月 高齢者雇用開発コンテストにおいて、高齢者雇用開発協会会長賞(優秀賞)受賞
平成 16年 (2004) 3月 湯沢市に「養心館」を出店。
9月 角館武家屋敷通りに「佐藤養助 角館店」を出店。
10月 七代佐藤養助会長、厚生労働大臣表彰「現代の名工」受章
平成 17年 (2005) 4月 漆蔵資料館 リニューアルオープン
平成 18年 (2006) 3月 秋田西武内「佐藤養助 秋田店」リニューアルオープン
9月 秋田市に「稲庭懐石 大町佐藤養助」を出店
12月 東京都中央区に「銀座 佐藤養助」を出店(12月)
平成 20年 (2008) 10月 総本店グランドオープン
平成 22年 (2010) 創業150周年
平成 23年 (2011) 4月 佐藤養助総本店「移動厨房車」完成
5月 東京都港区に「佐藤養助 日比谷店」を出店
平成 24年 (2012) 3月 第5回ファミリービジネス表彰「優秀賞」受賞
11月 ふるさと企業大賞(総務大臣賞)受賞
平成 25年 (2013) 佐藤養助「移動厨房車(2号車)」完成
台北市に日台合弁事業による「稲庭養助 台北店」を出店
平成 26年 (2014) 1月 新物流センター完成
平成 27年 (2015) 2月 第48回グッドカンパニー大賞「特別賞」受賞
3月 「がんばる中小企業・小規模事業者300社」に選定
9月 東京都千代田区「佐藤養助赤坂店」リニューアルオープン
平成 28年 (2016) 4月 東京都中央区に「銀座佐藤養助 養心蔵」を出店
平成 30年 (2018) 1月 東京都台東区に「佐藤養助 浅草店」を出店
8月 「八代目佐藤養助 正心庵」を開店
12月 新本社工場完成
平成 31年 (2019) 3月 「佐藤養助トピコ店」を出店
令和 2年 (2020) 創業160周年
5月 「別館 養心庵」リニューアルオープン