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七草粥

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県内は昨晩から強風が続いており、各地で停電や高速道路の通行止め、交通機関も運休、運転見合わせとなっています。

昨日は「小寒」でしたが、「小寒」は一年のうちで一番寒い季節に入ることを言います。
この小寒から立春の前日である節分までを寒・寒中・寒の内とも言い、30日ほど間厳しい寒さが続きます。
小寒とは寒さがまだ最大ではないといった意ですが、季節は本格的な冬です。「小寒の氷、大寒に解」の例えのように、実際には小寒の頃のほうが寒さが厳しいようです

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県内は週末明けまで雪マークで気温も上がらない予報で、まさに寒の入りで寒さが一層深まりそうです。

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そして今日は、一年の無病息災を願って七草が粥食べられますね。
七草というのはセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの7種です。
もっとも昔は、七種の穀物でつくられ「七種粥(ななくさがゆ)」と呼ばれていたといわれています。米、アワ、キビ、ヒエ、ミノ、ゴマ、アズキとも、米、大麦、小麦、アワ、キビ、ダイズ、アズキともいわれています。

七草はそれぞれに効用があり、セリは目の充血やめまいを予防、ナズナは消化機能をととのえます。
ゴギョウはせきを止め、たんを切る働き、ハコベラは胃炎や胃弱に効果的、ホトケノザは筋肉の痛みに、スズナは胃腸をととのえ熱を下げます。スズシロも胃腸の働きを助ける働きがあります。

疲れた胃腸をいたわり、不足しているビタミンを補うために最適なメニューといえますね。