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横手送り盆まつり

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横手市でも送り盆まつりが行われました。
このおまつりは江戸時代「天明の大飢饉」で多くの餓死者が出て、その人々の霊を供養する為形船を蛇の崎川原で流したのが始まりとされています。

8月16日夕方、メイン行事である屋形船繰り出しがはじまりました。
町内ごとに大きな屋形船を担いで蛇の崎橋に集まってきます。

川原で供養をすませた舟が蛇の崎橋の上でぶつかりあうと、一気にクライマックスを迎えます。
お囃子と船を担ぐ男性達の熱気、そしてお客さんの歓声が、お祭りを更に盛り上げていました。

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この大きな屋形船を20人程の青年たちが持ち上げ、船同士ぶつかり合うのが一番の見所です。
ゴーンという大きな音とともに激突し青年たちが船を押し合います。
そして地面が揺れるほどの音を立てて船が落とされます。
船の先頭に立つ男同士でケンカが始まったり、船に押しつぶされたり。

お祭りが盛り上がれば盛り上がるほどけが人が出てしまいそうなとても熱気に溢れたお祭りでした。