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十一面観音坐像

三梨地区にある『桂薗寺』さんに行ってきました。
桂薗寺の創建は延慶2年(1309)常陸の出の麻生氏が堂宇を建立したことが最初されています。
その後火災や移転など繰り返し、元文年間に火災の後に現在の場所に移されたんだそうです。

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※右の写真は、普段の境内の様子。
今年は、特に雪が多く本堂のまわりはまだまだ雪で覆われています。

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写真は、『十一面観音坐像』
毎年、旧暦の1/20に御開帳となっており、お願いをして拝ませて頂きました。
『十一面観音像』は、胎内仏で腹やみ(腹痛)に効くという事で古くから信仰されていおり、湯沢市の有形文化財に指定されています。
一説には、運慶作とか湛慶作という言い伝えもあるようです。
帰る際に、お札も頂いてきましたが、腹やみの時にお札の一部を薬と一緒に飲むことで、より効き目があるんだそうです。

お忙しい中、貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。

皆様も、来年の御開帳に足を運んでみてはいかがでしょうか。