2020.05.31
漆蔵資料館 店長日記

巨木から作った梁(はり)

 おはようございます。
今日は予想最高気温29℃と夏日となりそうですね。お出かけの際は熱中症に気を付けてください。

さて今日は当館内、内蔵を支えています立派な『梁』を紹介します。
当館は大正10年に増田の旧大地主『小泉 五兵衛』によって建設されました。
内蔵は材料吟味に8年、材料刻みに8年、施工に8年、親子3代にわたって造られたようです。
内蔵2階には、樹齢約300年と言われる欅(けやき)から作られた梁があります。
 欅はカンナの刃がかける程堅い材質ですが、乾燥に35年以上かけて、当時の大工職人の技術によって見事な梁に仕上がってます。重さは約1200㌔と圧巻の梁です。
梁の大きさから見ると、丸太で3メートルは超えている巨木を使っていることがわかります。
当館では館長と店長で館内の案内をさせていただいております。
皆様どうぞ漆蔵資料館にお越しください。

なお6月1日(月)は定休日となっておりますので、ご了承ください。